しょうきを屋根に載せて魔除けの効果
しょうきは伝承から人々お間でも邪悪なものや疫病などから家を守る魔除けの神として皆に信じられています。
江戸時代に京都のとある家の女性が、原因不明の病に伏していた時に様々な医者がどのような手を尽くしても回復せず困っていました。
ある日隣の屋根に鬼瓦が載っていることに気がつき、もしかするとこの不治の病は鬼瓦によって起こっているのではないかと考えられました。
しかし向かいの家の鬼瓦を降ろして欲しいとは直接いうことができないので、工夫を凝らした末に、深草の瓦職人にしょうき像を造ってもらうことにしました。
その像と鬼瓦を睨み合える位置に据えると女性の病はみるみるうちに全快しました。
京都には昔からお寺が多く、それぞれに意匠を凝らしている素晴らしい鬼瓦が載っています。
高嶺の花であった瓦が江戸時代になれば安価でも庶民の自由に使える位置付けになりました。
近所との人間関係を円滑に保ちつつこれによっても魔除けの意味を持っています。